これだけでわかる。VYM、5つのポイント。
基準価額86.25ドル。
基準価額86.25ドル。(2019/05/16)日本円で9,488円(1ドル110円換算)
経費率0.06%。397銘柄で構成されたETF
バンガード・米国高配当株式ETFは397銘柄で構成されたETF。経費率は0.06%と高配当ETFの中では最強。
若干不景気に強いノーマル銘柄
構成比率が金融(18.7%)、生活必需品(13.7%)、ヘルスケア(12.9%)の順になっていて、幅広いセクターにやや分散されている印象。若干不景気に強いETFといえるでしょう。(2019/5/16)
上昇局面では価格を伸ばし、下降局面では手堅く配当が狙える。HDVにはやや劣るが若干のディフェンシブ銘柄といえる。
分配金利回りは3.12%で年4回。
高配当・高い利回りを実現することを目指したETFで、現在の分配金利回りは3.12%。分配回数は年4回。
高配当銘柄だけを厳選して構成
将来有望企業で構成するのではなく、高配当であり、今後もそれが見込める銘柄のみで構成されています。つまりはグーグルやフェイスブックなどは組み込まれていません。
配当を出し、かつ高い配当を出す企業で構成されているので、その企業が今後も成長を続けていくとするならば、将来的にはさらに高い配当が期待できる。
ETF詳細
- 2006年11月10日
- USD 23,901,700,000(約 2兆6292億円)
- 分配金利回り:3.12%
- 分配金回数/年:4回
- 経費率:0.06%
- 組み入れ上位10銘柄
銘柄名 | 比率(%) | |
1 | JPMorgan Chase & Co. | 3.7 |
2 | Johnson & Johnson | 3.7 |
3 | Exxon Mobil Corp. | 3.3 |
4 | Procter & Gamble Co. | 2.6 |
5 | Cisco Systems Inc. | 2.5 |
6 | Verizon Communications Inc. | 2.3 |
7 | Pfizer Inc. | 2.3 |
8 | Intel Corp. | 2.2 |
9 | Chevron Corp. | 2.2 |
10 | AT&T Inc. | 2.2 |
7.組み入れセクター
情報技術 | 11.1% |
ヘルスケア | 12.9% |
金融 | 18.7% |
一般消費財・サービス | 9.4% |
資本財・サービス | 8.3% |
生活必需品 | 13.7% |
エネルギー | 9.3% |
公益事業 | 8.1% |
不動産 | 0.0% |
素材 | 3.9% |
電気通信サービス | 4.6% |
その他 | 0.0% |
100.0% |
8.騰落率
期間 | 騰落率 |
---|---|
1ヶ月 | -1.79% |
3ヶ月 | 2.13% |
6ヶ月 | 2.98% |
9ヶ月 | 1.33% |
1年 | 5.72% |
2年 | 20.23% |
3年 | 37.21% |
5年 | 56.92% |
年初来 | 11.53% |
設定来 | 152.51% |
3年間のチャート
ごまおの私見
80ドル前半で買うことができれば良いタイミングだと思う。
80ドル以下なら即買いでしょう。
つみたて投資でこつこつ買い集めるか、安くなった時に多めに買っておくといい。
5/16現在は週足のMACDがデッドクロスしそうなので、しばらく様子を見たいところです。
VYMは高配当ETFの中で若干不景気に強いETFです。
とはいえ、金融と情報技術で約30%を占めているので、景気にも左右されやすいと推測されます。
値上がり益も狙いつつ、高配当も期待できるというETFなのではないでしょうか。
ごまおはHDVをジュニアNISAで運用しようと思っています。
本来、高配当系は配当を再投資して複利を最大活用するのがセオリーです。
それを承知の上でごまおは配当を再投資しないかもしれません。
理由は配当をそのまま子供のお小遣いにしようと思っているからです。
子供に金融リテラシーを身に着けてほしい。
そう考えると、まさしく自分の口座にあるお金がお金を生み出し、お小遣いとなる。
そういう経験は必要だと思いました。
もちろんアルバイトなどもしてもらいます。
労働の対価として得られるお金と不労所得として得られる配当。
それぞれにどういう考えをもって、どう判断していくのか。
配当をご褒美として消費するのがいいのか。
アルバイト代で生活・娯楽費をまかない、配当を再投資していくのか。
大切な経験となるのではと期待しています。
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